変形地に建てる家with泉北ホーム

2020年10月着工予定。変形地をめいっぱい使ってどこまで頑張れるか、細々とやっていきたいと思います。

ツーアクション窓(ドレーキップ窓)の魅力(^O^)

こんにちは、ソラリスです。


今日は単発記事になりますが、ツーアクション窓(ドレーキップ窓)
についてお話したいと思います!


今回の記事は、趣味の要素が強いため、
他の記事と違いかなり砕けた書き方をしていますが、ご容赦ください(^O^)






ツーアクション窓は、高気密高断熱住宅に興味のある方にとっては
もしかしたら常識・・・


ですが、あまり温熱環境に興味を持たれていない方にとっては
全くご存じない窓だと思います。


まずは、YKKAPさんのツーアクション窓のCMをご覧ください。



【YKK AP公式】2016「ツーアクション窓 季節の快適へ 夏」篇 30秒 “Two action window : Comfort all season”


福士蒼汰さんがCMをされているので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。


いきなりめちゃくちゃ脱線しますが、私は福士蒼汰さんのことを敬意をもって



爽やかさの暴力」と呼んでいます。


(ファンの方、すみません。)



本当に爽やかですよね。絶対湿度で言うと8.7g/m3で吹き込む心地よい春風といった感じです。



冗談はこれくらいにして、ツーアクション窓とはYKKAPが呼んでいる名称であり、


本名(正式名称?)は、ドレーキップ窓といいます。


ドイツ語で「ドレーン(回す)」と「キッペン(傾ける)」を合成した言葉で、
その名の通り、



内開き


内倒し


これからの窓と暮らそう。「APW430 ツーアクション窓」 | YKK AP株式会社



の、2つのアクションができる窓になっています。



何が良いのか?


詳しくは下記ページを見ていただくのが一番早いです。



が、それでは記事にならないので書かせていただきます。


①(内倒し)開けていても雨が侵入しにくい
②(内倒し)防犯性が高い
③(内開き)窓が内側から掃除できる
④外に開かないので、アウターシェード等が設置しやすい
⑤気密性が高い
⑥開き窓なのに大開口を取ることができる。(これはサイトには書いてません


太字の部分を説明したいと思います。


②(内倒し)防犯性が高い

内倒しにしておけば、開けていても外から人が入ったり、手を伸ばしたりする
ことはできません。



APW 430 ラインアップ ツーアクション窓 | YKK AP株式会社



引き違い窓はもちろんのこと、ほかの開き窓と比べても、内倒しのため外から手が伸ばしにくく防犯性が高いところは大きな利点だと思います。


⑤気密性が高い



ツーアクション窓は、通常の滑り出し窓と比較して、気密を取っている材料の数が多く、なおかつ、4方を囲む金具でしっかり押さえつける構造となっているので、
通常、気密の良い窓とされる滑り出し窓をさらに良くしたような窓だということです。


この辺りは松尾先生もブログでお話しされており、
定量的な評価ではないようですが、滑り出し窓と比べて倍近い気密性能があるのではないかと仰られています。




・・・かっこいい



かっこよくないですか?


防犯にも強く、滑り出し窓を凌駕する気密性能。
2つの形態があるという、少年が大喜びしそうな個性も持っており、
それでいてメンテナンスにも優れている。


ツーアクションという名前はいかにも日本っぽくてダサいアレですが、
ドレーキップ窓」はかっこいいですよね。
ボールペン」を「クーゲルシュライバー」と呼んでしまうドイツならではのネーミングセンス。


30代にもなって、私はこの窓の虜になってしまいました。


ここまでご紹介したように素晴らしい窓なんですが、大きなデメリットが一つだけあり、


非常に高価であることです。


おそらく、流通していないことが一番の理由だと思いますが、
金具が四方に渡されていたり、多分材料による部分もあるんだと思います。


私の妻はツーアクション窓の虜ではない(あたりまえ)ので、
標準でついてくる窓を、高いオプション費用を支払ってツーアクション窓に変更することは許されません。



諦めかけていたのですが、泉北ホームの担当者さんから、衝撃の連絡があったのです。




⑥開き窓なのに大開口を取ることができる。


(玄関周辺の図面)


担当者さんから来た連絡は、
玄関の前から隣地フェンスまでの幅が1800mmくらいしかないので、
キッチン天板(2550mm)を搬入することができないかもしれません。
そのため、和室の窓(※この時点では高さ300mmくらいの横滑り出し窓)
を、高さ1100mm×幅1600mmくらいの引き違い窓に変更しませんか?


と言った内容でした。


私はこの連絡が来た時には、「嫌だなあ」と思いました。
ここまで高気密高断熱系の情報に触れすぎていて、
引き違い窓にかなりアレルギーができてしまっていました(客観的に見ると大げさだと思います)。


そのため、引き違い窓を使わなくていい方法が何か無いものか・・・と
カタログを見ていました。


最初考えていたのは大型の滑り出し窓ですが、
滑り出し窓はあまり大きな窓のラインナップが無く、
なおかつ、全開しても開口部上に窓が残ってしまう(下写真)ので、
窓全部を開口とするには、おそらく工具か何かを使って窓自体を
取り外す必要があります。



すべり出し窓 | 商品のお手入れ方法 | YKK AP株式会社


これじゃあ搬入用の大開口としては使えないな・・・と思ったときに、








思い出したんです。ツーアクション窓のことを。














あっ・・・






あるやんか!大開口の開き窓!!



実はツーアクション窓は、CMでも使われているように、
(1200mm×1200mm)の大きな開口の窓がラインナップにあるんです。


担当者さんから提示された(1100mm×1600mm)の引き違い窓は、
開口部だけで見れば(1100mm×800mm)になるので、
このツーアクション窓でも足りるはずです。


これに気付いたときは嬉しかったですね。


もちろんオプションになるんですが、
妻への説明では


引き違い窓だと開けてて和室に子どもが寝てるときに悪い人が入ってくるかもしれへんで~。この窓だったらそれは大丈夫やで~。


と防犯面で説得してみたら、なんと納得してくれました。


・・・ということで、我が家にもツーアクション窓を導入できる可能性が出て、
今に至るという感じです(^O^)



長々と書いてしまいましたが、ツーアクション窓の意外な利点として
開き窓としては最大の開口が取れる」という点があったということです。


最大の開口を取りたいことって、正直あまりないと思います。
(普通は玄関か、大型の掃き出し窓から搬入)


私の家と同じことで悩まれている方は、あまりいらっしゃらないと思いますが、
今回は是非これを書きたいと思い、書かせていただきました。


まだ設計さんと搬入計画を詰めているわけではなく、
あくまで営業の担当者さんとの協議段階ですので、
これだけ言っておいて導入しない可能性はあると思いますが(^^)


あまりツーアクション窓について熱く語っている記事は無かったと思いますので、
ツーアクション窓ファンとして、書かせていただきました。


本日は以上になります。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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