変形地に建てる家with泉北ホーム

2020年10月着工予定。変形地をめいっぱい使ってどこまで頑張れるか、細々とやっていきたいと思います。

購入した土地(土地選びの考え方)①

こんにちは、ソラリスです。


前回間取りについてご説明させていただきましたが、
何でこんな変形地を買ったんだとお思いの方もいらっしゃると思います。


私も、できればこういった変形地は家の出隅入隅がどうしても多くなりますし、
屋根の形も難しくなりますので、気は進みませんでした。
ですが、それを補えるほどの良い所があったため、購入に踏み切りました。


それを説明するには、まず私が土地を探した時の条件から説明する必要があります。


満たしたい条件

  • 求める広さがある
  • 災害に強い
  • トータルコストが安い
  • 大通りから家までの道に極端に狭いところが無い
  • 法22条地域
  • 駅から徒歩15分以内(バス併用の場合は、本数次第)
  • 最寄り駅まで平坦
  • 地域的な条件(これは、ネット上のため今回割愛します)


できれば満たしたい条件

  • 採光が取れる
  • 周辺の利便性が良い
  • 周辺が騒がしくない



それぞれ説明していきたいと思います。


求める広さがある


これは以前の記事に記載していますので、よろしければご確認ください。



結果だけ言いますと、40坪(建蔽率50%)、50坪(建蔽率40%)程度となりました。


災害に強い


家を選ばれるときに皆さん気にされると思いますが、私もご多分に漏れず、気にしました。
自治体のハザードマップは当然確認するとして、一番メジャーなのは津波だと思いますが、
意外と気を付けたほうがいいなと思ったのは、内水氾濫です。
内水氾濫とは、ざっくりいうと大雨が降った時に下水道や河川で処理しきれずに市街地が浸水する現象です。
そのため、川沿いは当然なのですが川沿いでなくても被害が及ぶ地域があることに気づかされました。
他にも近年起こるとされている海溝プレート型、直下型の大地震による想定震度など、
豊富な情報がありますので、是非ハザードマップは隅から隅まで見られることをお勧めします。


また、インターネットでもあまり情報が出にくい中で特筆したいのが、「大規模盛土造成地マップ」です。
これは参考に大阪府のホームページを掲載しておきます。



大規模盛土造成地については、それ自体に直接的に「危険」と表現をされているわけではなく、微妙な表現で言及されています。


「南海トラフ巨大地震や上町断層地震など、府内で想定される巨大地震などから、府民の生命・財産を守るために府民の防災意識を高め、災害の事前防止や被害の軽減につなげるワンステップとして、大規模盛土造成地マップを公表します」

「府民の皆様に、このマップを活用して大規模盛土造成地が身近にあることを知っていただき、日ごろから防災意識を持って宅地の状況を点検していただくことを主な目的としています」

(上記WEBページから抜粋)



・・・微妙な表現ですよね。
大規模盛土の上に建っているからと言って危険とは一口に言いきれないことは理解できます。
ですが、仮に危険だと言いたくても、範囲が広すぎてどうにもならない所もあると思います。
私はこのブログで大規模盛土の危険性を発信したいという気持ちは全くありませんが、
事実としては、東日本大震災の際に大規模盛土の上に建った住宅が、地盤沈下などの被害の影響を受けています。



東日本大震災による宅地盛土被害と安全性評価との関連(PDFリンク)


私自体土木工学を専攻しているわけでもありませんので、これについて正確な判断をすることはできないものの、
そういった土地に住みたいという特別の愛着があるわけでもないですし、このことを気にしないわけにもいかないなと考えていました。


大阪府南部で言いますと、泉北ニュータウンなどはちょうどこれにあたります。
閑静で緑も豊かですし、地価もお手頃で、バスの利便性も良いため一時期候補に入れていましたが、悩んだ末に候補に外すことにしました。


トータルコストが安い


一番重要と言っても過言ではないですね(笑)
一口にトータルコストと言っても、様々な要素があります。


これについても、何度か紹介させていただいている「グッシン」さんと、
泉北ホームで土地を探していただいた担当者さんから教えて頂いたことを簡単に記載したいと思います。


参考にさせて頂いた「グッシン」さんのURLは、以下のものです。



引用させていただきますと、土地のトータルコストを左右する要素として、下記の要素があるとのことです。


①上下水道負担金

②上下水道工事費

③電気/ガス工事費

④高低差処理費

⑤解体費

⑥地盤改良費



内容については是非元URLをご覧ください。


これに従いますと、私が購入した土地はこうなります。


①上下水道負担金  →  メーターの交換のみ(13mm→20mm)
②上下水道工事費  →  引き込み済みのためかからない
③電気/ガス工事費 →  接道沿いにに電線があるため、多分問題なし
④高低差処理費   →  高低差無しのため、擁壁・高基礎などの必要なし
⑤解体費      →  更地渡しのため、必要なし。
⑥地盤改良費    →  不明(掘ってみてからのお楽しみ((((((((; ゚Д゚)))))))


⑥については事前に確認できないのでどうしようもないのですが、追加でかかるお金は殆どないと言っても過言ではない土地でした。
これが、土地選びでは決め手の一つになったと思います。


ですが当然、上記の条件を満たすような土地は坪単価が高く設定されているのが通常です。
そこは、泉北ホームの担当者さんに周辺の土地の相場感を聞き、
変形地であることと、少し駅から遠い(徒歩15分くらい)ため、割安になっていることを教えて頂きました。
この土地から1分ほど歩いた6m幅接道南向き成型地の場合、同じ広さでも20%~30%ほど価格が上がるようです。
不動産って恐ろしいですね(;^_^A


また、自治体の設定によっては「外壁後退1m(隣地境界線や道路から)」などが設定されているところもあります。建蔽率と面積だけを見て土地を買うと思ったような建物が建てられない可能性がありますので、注意が必要です。



大通りから自宅までの道に極端に狭いところが無い


大阪の場合自動車を買わずに公共交通機関だけで過ごす方も多いと思いますが、
私自信が田舎出身なので、車無しの生活は考えられませんでした。
そのため、ある程度車でもストレスなく通れる環境が必要でした。




長くなりましたので、続きは次回にしたいと思います。


ここまで見て頂きありがとうございます。

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