変形地に建てる家with泉北ホーム

2020年10月着工予定。変形地をめいっぱい使ってどこまで頑張れるか、細々とやっていきたいと思います。

購入した土地(土地選びの考え方)②

こんにちは、ソラリスです。
妻も娘も入院中のため、もう少しゆっくりできるかと思いましたが、
サポートやら手続きやらなんやらで結構忙しくこちらの方まであまり手が回りません(>_<)



今回は、前回の続きを書いていきたいと思います。


前回記事はこちらです。





↓再掲・土地に求める条件

満たしたい条件

  • 求める広さがある  → 前回
  • 災害に強い  → 前回
  • トータルコストが安い  → 前回
  • 大通りから家までの道に極端に狭いところが無い → 前回
  • 法22条地域
  • 駅から徒歩15分以内(バス併用の場合は、本数次第)
  • 最寄り駅まで平坦
  • 地域的な条件(これは、ネット上のため今回割愛します)


できれば満たしたい条件

  • 採光が取れる
  • 周辺の利便性が良い
  • 周辺が騒がしくない




法22条地域


これについては以前の記事で少しお話しましたが、泉北ホームの場合、準防火地域に住宅を建てる場合は
100万円程度のオプション費用がかかります。
この金額の内訳の大部分が防火サッシへの変更費用とのことです。
お金が追加でかかるということももちろんなのですが、防火地域がどうであれ私は+サーモ仕様にするつもりで、+サーモにすると標準仕様のAPW330がアルミスペーサーから断熱性能の高い樹脂スペーサーにグレードアップします。

(注:上記は私が契約したときの仕様です。ですが先日のプレスリリースで、+サーモの時はAPW430が標準になったみたいですね。うらやましいです・・・)




ですが、準防火地域で建設する場合、通常のAPW330は使用できずに、APW330の防火窓仕様を使うことになります。
APW330の防火戸は、当然アルミスペーサーですし、熱貫流率は1.55W/(m2・K)と、通常のAPW330・樹脂スペーサーの熱貫流率1.31W/(m2・K)と比較すると、20%程度性能が落ちます。



(38ページ、39ページを参照)


これがどれほど断熱に影響するのか、結露がどうなるのかというところまで計算してはいないのですが、
+サーモにするために100万円追加費用を払ってグレードアップして、さらに100万円追加費用を払って窓をグレードダウンするといった行為に私は感情的に耐えられませんでした(笑)
「+サーモ」や「準防火仕様」などのようなパッケージでの販売でなければ、設計を工夫してできるだけ防火戸を使わないようなことも可能だと思いますが、パッケージの販売というものは一部減額しても減額幅が知れているのは世の常(※確認したわけではありません)でありますので、法22条地域で探すことにしました。


駅から15分以内


私は電車を使って通勤していますので、駅までの利便性を捨てることはできませんでした。
1年で200日以上は通勤をするわけですからね。
但し、バスの本数が一定以上(感覚ですが6本/1時間以上?)通るバス停が最寄にあるのであれば、それも可として考えていました。


最寄り駅まで平坦


これって意外とインターネット上で確認するのって難しいですよね。
ですが坂道を上り下りする徒歩15分と、平坦な15分では別世界ですので、
重要な条件の一つでした。
駅まで自転車を使うとした場合、この差はさらに大きくなると思います。


これは土地を購入してから知ったのですが、各地点の高さが簡単にわかるサイトがあるようですね。
これも「グッシン」さんから知りました。



(文中の、「スーパー地形」と書かれている所です。)


特に今住んでいる所から遠いところに家が欲しいと思われている方には使えるものではないでしょうか。


採光が取れる(できれば)


暗い家か明るい家かどっちがいいかと聞かれれば、明るい家の方が良いに決まっている。と私は思います。
間取りの説明の記事でも触れましたが、購入した土地は南側が隣地(現時点では、空き地です)となっており、1階の日当たりはかなり厳しくなることが予想されます。
ですが、この地域は「第一種高度地区」に指定されており、南側の隣地にはかなり厳しい「北側斜線制限」がかかります。
そのため、隣地にどれだけ近接して住宅を建てられたとしても、2階からは採光できることが分かっています。
2階リビングにすることが採光にとっては一番良いのですが、1階完結型の間取りを目指す考え方を優先し、吹き抜けの2階部分に大きな窓を設け、そこから採光することで明るい空間を目指します。
実際これでどれくらい1階が明るくなるかは正直わからないのですが、採光はその他の要素と比べると優先度は低いと割り切りました。


周辺の利便性が良い(できれば)


一般的な話ですね。私は妻によく買い忘れたものを近くのドラッグショップに買いに行かされるので、できれば近くにそのような店があると良いと思いました(;´▽`A``


周辺が騒がしくない(できれば)


優先度としては低い方ですが、外部からの音というところも、立派な住環境のうちの一つだと思います。
最近の高気密高断熱住宅では、防音性能はかなり良いと言われているようですので、
そこまで気にする必要は無いかもしれません。


くろーばーさんのブログで実際に集音計を使用された結果を知ることができました。
家の中では外の大雨に気づかないレベルだそうで、アルミシングルサッシの今のアパートからすると考えられません(笑)




変形地のデメリット

ここまで書いた条件を踏まえて、今回の土地がどれくらい条件を満たしているのかを考えてみました。簡単に(◎~×で評価しました)



満たしたい条件

  • 求める広さがある  → ○
  • 災害に強い  → ○
  • トータルコストが安い  → ○
  • 大通りから家までの道に極端に狭いところが無い → ○
  • 法22条地域 →◎
  • 駅から徒歩15分以内(バス併用の場合は、本数次第) →◎
  • 最寄り駅まで平坦 →◎
  • 地域的な条件 →○

できれば満たしたい条件

  • 採光が取れる →△(2階は取れる)
  • 周辺の利便性が良い →△(閑静な住宅街)
  • 周辺が騒がしくない →◎(閑静な住宅街)

ここからもわかる通り、私が思う殆どの条件をこの土地は満たしていました。
あとは変形地のデメリットですが、調べてもあまり致命的なものは出てきませんでした。
デメリットとしては「設計の工夫をすれば逆手にとれる」といったようなものが多く、
「工夫すればいいんでしょ?」というような感じで、最後は踏み切りました。
ただ、1点今になって不安に思うのは、「北側斜線制限」の問題です。
この土地は北東に隣地境界線があるため、この場合、隣地境界線の北から南へまっすぐ引く形で斜線制限を受けます。また、どこでもそうですが道路からは「道路斜線制限」を受けます。この二つの斜線制限が、斜めから攻めてくるような土地ということです。



黒矢印:北側斜線制限 緑矢印:道路斜線制限


斜線制限は、屋根の形を制限の斜線に沿う形で建築するのが最もきれいだと思いますが、
多分ですが、単純な屋根形状でこの斜めからくる斜線制限を回避することは難しそうです。


このことを考え出してから、今すごく気になってきている状態です(笑)


ここについては、素人の考える限界ということで、泉北ホームさんという大船に乗ってお助け頂こうと思っています。
できるだけ雨仕舞いが良く、見た目もいいような屋根にしたいとは思っています。
この部分については、あまりインターネット上にも情報は無いと思いますので、
もし今後同じような土地を買われた方の助けになればいいと考えています。
今後の打ち合わせの状況など、報告していけたらと考えています。


土地については、以上になります。2回にわたり長文になりましたが、ありがとうございました。

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