間取りのコンセプトと1階に必要な広さ①
こんにちは。ソラリスです。
今日からは家づくりを始めてから現在に至るまで、できるだけ時系列に沿って
書いていけたらと思います。
1階完結型の間取り
家を作るには建てる土地を見つけなくてはいけず、土地を見つけるためにはどんな家を建てたいのかを
考える必要がありました。
無駄に広い土地を買ってしまうと、家に予算を割くことができませんし、
狭すぎると思うような家が建てられません。
適切な広さの土地を見つけるためには、まず間取りのコンセプトを考える必要がありました。
その際に大いに参考にさせて頂いたWEBサイトをご紹介します。
「グッシン(GOOD THINGS)」さんというサイトです。
間違った情報を書いてしまいそうなのであまり細かい紹介は控えますが、
経営コンサル会社で住宅業界に携わられていた経歴を生かして、
「日本の施主を強くする」というお考えのもと、関西を中心に講演などの活動を行われている瀬山さんが運営されているサイトです。
こういった「住宅のいろは」を記載されているWEBサイトってたくさんあると思います。
「船頭多くして船山に上る」という言葉もある通り、全てのことを鵜呑みにしてしまうと結果的に自分が損をしてしまうので、
WEBサイトなどに記載されている情報は、できるだけ自分で噛みしめから判断するようにしています。
その中で、たくさんあるWEBサイトで何故「グッシン」さんを一番参考にさせて頂いたかと言いますと、
・書かれていたことに一番共感できた
この一言に尽きると思います。
間取り以外にも参考になることがたくさん記載されている上記サイトですが、
一番参考にさせて頂いたのが、下記に掲載されている間取りのルールでした。
私は、ここの冒頭に記載されている「1階完結型の間取り」に非常に強く共感を覚えました。
1階と2階って、階段を挟んだ同じ家の中ですがスペースとしての価値は明確に違うと思ったんです。
理想は平屋ですが、私の風が吹けば飛ぶようなお給料(0.1m/sの風で飛びます(^^))ではとても建てられないので、
価値の少ない(ここでは、家族が個別で使う個室をイメージしています)部屋だけを2階に上げて、
1階の利用価値を最大化させる
というコンセプトを考えました。
1階の利用価値を最大化。つまり、家づくり、土地探しも1階の広さをどう考えるかから始まると考え、
1階にどれだけのスペースが必要なのか?を計算していきました。
1階のスペースさえ決まれば、建蔽率と土地の広さを見て望むような家を建てられるかがすぐ判断できると考えたためです。
1階に必要なスペース
- 玄関土間 :1.5畳
- 玄関ホール :1.5畳
- 土間収納 :1.5畳
- リビング :8畳
- 小上がり畳スペース:4畳
- ダイニング :3畳
- キッチン :4畳
- トイレ :1畳
- 洗面所 :1.5畳
- 脱衣所 :1.5畳
- 浴室 :2畳
- WIC :3畳
- 階段スペース :2畳
=合計37.5畳
※各部分の広さの見積もりを妥当なものとするため、各サイトを参考にしました。
記事の最後に紹介しておきますので、よろしければご参照ください。
上記は床面積であるため、建蔽率を計算する建築面積にするともう少し増えると思います。
それに、余裕を持っておきたかったのと、間取りの構成上廊下が出てくる可能性などを考慮して、
目安としては1階の面積は40畳(=20坪)必要と計算しました。
これは別途書けたら書きたいと思いますが、
価格的・断熱的に法22条地域(準防火地域ではない)に家を建てたいとも考えていましたので、
自動的に私の建設候補である自治体では、第一種低層住居専用地域から選ぶ必要がありました。
そのため、建蔽率は40%または50%になるため、必要な土地の面積は50坪(建蔽率40%)、40坪(建蔽率50%)と計算できました。
ここまで計算しておけば、土地を見せられた時にすぐ必要な面積があるかどうかが判断できます。
逆に言いますと、これをしておかないとせっかく土地を探しても判断ができないので、
この計算はすぐ行う必要がありました。
次回以降では、もう少し細かい間取りのコンセプトについて書いてみようと思います。
玄関・ホール・リビングの広さで参考にしたページ
ダイニングの広さで参考にしたページ
和室の広さで参考にしたページ
和室、畳コーナーの広さはどれくらい必要?2畳から8畳まで比べてみました